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脱帽


今日は若干、目が腫れてまして
アイシャドウがうまく映えませんでした。

昨夜、BS-hiで
ずっと観たいと思っていた映画~『息子』を観たせいです。



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『아들』('07) 邦題「My son~あふれる想い」

 私は罪を犯した代価として残りの人生を監獄で送らなければならない無期囚です。
今日、私に奇跡とも言えるようなことが起こりました。神様が私にくれた最初で最後の贈り物であるかのように、国が1日の休暇を許諾したのです。

D-1日「私は1日しかない…」後1日だけ過ぎれば息子に会うことができます。考えれば考えるほど胸が張り裂けるようにときめき震える思いです。しかし実際に息子の顔を見て、何の話から始めるべきなのか、頭が呆然としています。たった1日、息子と共に何をできますか?とても会いたくて、想像してもあの子の顔が上手く思い出せません。1分1秒がとても遅く感じます。

息子に会うまでの1週間という時間が、今までここ(監獄)で送った15年よりもはるかに長く感じられます。


主演は チャ・スンウォン兄さん、リュ・ドックヮンくん

プロローグを読むと
泣かずに済むわけないというシチュエーションですよね。
それは当然予想してました。
アニ、泣きたいから観たいと思ってたわけじゃないんです。
こういうことが実際あり得たら
二人の感情、表情、行動はどういうものになるんだろう~
どういう風に表現してみせてくれるんだろう~という期待の方が大きかったです。


果たして、物語の最後あたりになると号泣でした。
どこにしまわれていたのか
拭っても拭っても溢れ出す…

~観る前に予想していた涙 ではない 涙。


びっくりしますよ、このラストには。

でも、その驚きは一瞬で過ぎ去りました。

納得いく、いかない の問題では既に無くなっていたからです。


かと言って
涙ばかりに縛られているのではなく
ユーモアもきちんと散りばめられていて。

例えば、
いきなり、ストーリーとは遠く遠く離れた~
渡り鳥一団が飛びながら交わす会話があるのですが

笑えました。笑

無くてもいいシーンだと思いますが
あってもいい。^^
日本でこういう題材で撮るとすれば
まず考えられないシーンかもだけど。



作品を観たあとに思いました。

韓国映画、やっぱりいいなぁ。
一所懸命泣いて
笑って

ん~ 侮れないなぁ。って。


『息子』
最後の展開だけでも
観て損はない作品だと私は思います。

そして、観ると
二度、三度と観たくなってくるだろうと。
(その度に大泣き必至でしょうけどねvv)

by sr-moko | 2009-09-08 22:24 | 映画